当院の滅菌システムについて
System of Sterilization
平成29年7月2日の読売新聞に、「全国の歯科医療機関の半数近くが、歯を削る医療機器を患者ごとに交換せずに使い回している可能性があることが、2017年の厚生労働省研究班の調査でわかった。」という記事が載っておりました。
歯科医院での感染について、不安に思う患者さんは多いと思いますので、当院の滅菌消毒システムについて ご紹介させて頂きます。 当院は患者毎の切削器具、インスツルメントの交換、滅菌を徹底しており、歯科外来診療環境体制加算(近畿厚生局認定)の施設基準を満たしております。
STATIM 900 (SciCan社)
高気圧蒸気滅菌器「オートクレーブ」と呼ばれる装置で、あらゆる細菌やウイルスを死滅させます。 当院で滅菌された使用金属器具は滅菌パックに清潔に保管されます。また、ハンドピースは40本以上所有しており、余裕をもって患者毎に滅菌することが出来ます。
AUTOMATIC HANDPIECE CLEANING & LUBRICATION SYSTEM (NSK社)
患者ごとにハンドピースの滅菌を行うことは、歯科助手さんの大きな負担となります。少しでも作業を簡便に、より清潔に行うため、自動でハンドピースの注油を行ってくれる装置です。
医療施設用空気清浄装置 エアロシステム35M (エアロサービス社)
国立病院・大学病院や多くの医療施設で空気感染や飛沫感染対策に採用されているシステムで毎分35m2の空気清浄力を持つ本格的な、業務用空気清浄装置。
天井埋込型で市販の置き型タイプの、7~10倍の清浄能力を持っています。